定数の2削減などを盛り込んだ意見書を山本茂雄議長(左)に手渡す市区長会の野田義雄会長=多久市役所

 多久市区長会(野田義雄会長)は13日、市議会(定数16)が昨年末にまとめた定数を1減らし議員報酬を引き上げる議会改革の答申案に対する意見書を提出した。2年前の市議選が初の無投票だったことに触れ、議員定数を2減の14とする削減案を明記し、議員報酬の現行据え置きなど7項目にわたる住民側の議会改革案を示した。

 区長会の意見書提出は今年1月に続いて2度目。議員定数のほか、交通費に当たる費用弁償(定額で2600円)を、議員自宅からの距離に応じて支給するよう要望した。議会側が定数1減に合わせて一律月額1万5千円を上積みする議員報酬増額案に対し、区長会側は「市特別職報酬等審議会に審議されるべきことで、(議員報酬は)現行のままでいい」と主張した。

 野田会長は「議員活動の実態が分からない」と批判し、議会と住民とのコミュニケーションの場を増やすことも要求した。山本茂雄議長は全国的な地方議員のなり手不足を挙げ、「区長会でぜひ地域の若い人が市議に立候補するよう後押ししてほしい」と協力を呼び掛けた。

 市議会は今後、全員協議会を数回開き、改革案を検討し、12月議会までに指針を示す。来年3月議会では議員発議で定数是正の条例案を提案する。

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