おもりを付けて歩くなど、健康法を語る三浦雄一郎さん=小城市のゆめぷらっと小城

 介護について理解を深めるイベント「さが介護・健康・福祉フェア2017」が12日、小城市のゆめぷらっと小城で開かれた。80歳で世界最高峰のエベレストに3度目の登頂を果たしたプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん(85)が健康法などを語った。会場には、健康チェックや福祉機器の紹介、介護ロボットの体験コーナーなども設けられ、多くの人でにぎわった。

 

 三浦さんは「人生はいつも『今から』~攻める健康法」をテーマに、1時間以上立ったまま講演。三浦さんは60代に入り、引退を考えて暴飲暴食を続けるうちに、体重は90キロを超え、健康診断では、あらゆる数値が異常を示し、「このままだと70歳まで生きられない」と医師に告げられたという。

 99歳でモンブランの山頂からスキーで滑った父の姿を思い、「このまま死んでもつまらない。エベレストに登ろう」と一念発起。両足首に各1キロ、リュックは1キロの重りを入れ、外出や散歩を繰り返し、メタボを解消した。

 三浦さんは「夢をあきらめた時点で人生の質が落ちた。エベレストに登る目標が自分を再生させた」と振り返った。

 また、介護技術を競うコンクール「ケアコン2017」も初めて行われ、現役の介護職員や介護職を目指す学生、高校生が2人1組で介護技術を競った。8組が参加し、最優秀賞に北陵高校の松本梨々花さん、多々良砂耶さんが輝いた。

 フェアは佐賀県、佐賀中部広域連合、佐賀県介護保険事業連合会、佐賀県介護福祉士会、佐賀新聞社が主催、タイヘイ薬局・タイヘイM&Cが特別協賛した。

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