九州地方更生保護委員会の関口裕委員長(左)から表彰状を受け取る保護司=佐賀市の東与賀文化ホールふれあい館

表彰状を受け取る保護司=佐賀市の東与賀文化ホールふれあい館

 更生保護事業に尽力する人たちを表彰する式典(佐賀県保護司会連合会など主催)が9日、佐賀市の東与賀文化ホール「ふれあい館」で開かれた。360個人・団体を表彰し、犯罪や非行を犯した人たちの立ち直りや防犯活動への功績をたたえた。

 法務大臣表彰では11人に表彰状とメダルが贈られ、武雄市保護区の保護司の黒川武征さんが「微力ではあるが犯罪や非行に陥った人たちの更生や犯罪防止に努め、地域のために尽力していきたい」と代表の謝辞を述べた。

 2014年度に刑務所を出た人が2年以内に再入所した割合は18・5%で、政府は21年度までに16%以下にする目標を掲げている。佐賀保護観察所によると昨年度、平成に入って初めて18%を下回ったという。

 九州地方更生保護委員会の関口裕委員長は「刑事司法分野と福祉就労分野の連携が進み必要な支援につながったことが大きな要因の一つと考えられる」と分析し、「国と地方公共団体、保護司の3者がこれまで以上に緊密な連携を図って再犯防止に努めることが必要」と決意を新たにした。

このエントリーをはてなブックマークに追加