天衝をかぶった舞い手が勇壮な舞を披露し奉納された「高木八幡ねじり浮立」=佐賀市の高木八幡宮

 佐賀市の高木八幡宮で12日、ねじり浮立が奉納された。秋晴れの青空の下、地元住民や子どもたち約50人の踊り手が、体をねじらせながら鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らし、豊作に感謝する伝統芸能を披露した。

 「高木八幡ねじり浮立」は、およそ300年前に始まったとされる。連綿と継承され、2008年には佐賀市の無形民俗文化財に指定された。青壮年男子やモリャーシ(小鼓)の子どもたちが上体をねじらせて、鉦や小鼓を打つ中、天衝(てんつく)をつけた踊り手が、勇壮な舞を披露した。地元住民たちも見物に駆けつけ、カメラを構えたりしながら、厳かな伝統芸能を見守った。

 高木八幡ねじり浮立保存会会長の張光廣さん(67)は「継承に重要な世代交代も順調に進んでいる。住民の交流の場でもあるので、末永く続いてほしい」と話していた。

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