久光製薬-PFU 第3セット、アタックを放つ久光製薬の長岡望悠(中央)=佐賀市の県総合体育館

 バレーボールのプレミアリーグ女子は10日、2会場で4試合を行った。佐賀市の県総合体育館で開いた佐賀大会では、久光製薬スプリングス(鳥栖市)がPFUブルーキャッツを3-0のストレートで破り、通算成績9勝3敗(勝ち点28)で首位を守った。日立リヴァーレ-JTマーヴェラスは日立が3-0で勝利、通算9勝3敗(勝ち点27)の2位で久光製薬を追う。

 久光製薬は第1セットを接戦の末に制すると、第2セット以降も長岡望悠、石井優希、新鍋理沙を中心に得点を重ね、PFUを振り切った。

 試合に先立ち、リオデジャネイロ五輪で5位入賞した日本代表メンバーの長岡、石井、座安琴希(フランス・RCカンヌにレンタル移籍中)の3選手の県スポーツ賞特別賞表彰式があり、山口祥義知事が賞状と花束を手渡した。

 佐賀大会最終日の11日は同体育館で午後1時5分からJT-PFU戦を実施。その後、久光製薬が日立と対戦する。

■ミス頻発「もったいない」

 ○…リーグ2連覇を目指す首位久光製薬が今季ホーム初戦を白星で飾り、地元佐賀のファンを沸かせた。最下位のPFUにストレート勝ちを収め、試合直後は客席へ向かって笑顔を振りまいた選手たち。しかし、コートから引き上げた後は一様に硬い表情で「勝ちはしたが、内容は良くなかった」「もったいないミスがあった」と口をそろえた。

 長岡望悠、新鍋理沙らのサイドアタックに加え、193センチのトカルスカもブロックで5点を挙げるなど得点力は機能したが、競り合う場面でサーブミスを頻発。失点以外でも、長岡は「確実に得点につなげられるボールがつながらなかった」、セッター中大路絢野は「いい攻撃にもっていけるところで掛け声が遅れ、後手に回る展開が多々あった」と連係の不手際を反省した。

 11日は、勝敗数で肩を並べる2位日立と対戦。速いサイド攻撃を仕掛けるライバルに対し、酒井新悟監督は「こちらのデフェンス力を高めてラリーで勝つ。しっかりレシーブで対策したい」と守備の修正を掲げた。

 今季は勝ち方にこだわる久光製薬。女王らしい戦いを見せられるか、ホームでの首位攻防戦で真価が問われる。

 ▽女子

久光製薬(28) 3(25―23)0 PFU(6)

          (25―19)

          (25―20)

日立(27) 3(25―16)0 JT(18)

        (27―25)

        (25―13)

トヨタ車体(17) 3(29―27)1 東レ(13)

           (25―20)

           (25―27)

           (25―21)

NEC(23) 3(14―25)1 岡山シーガルズ(12)

         (25―19)

         (25―17)

         (25―17)

 ▽男子

サントリー(22) 3(25―21)2 豊田合成(19)

           (23―25)

           (25―23)

           (18―25)

           (16―14)

ジェイテクト(18) 3(19―25)1 FC東京(0)

            (25―23)

            (25―23)

            (25―18)

東レ(22) 3(25―20)2 堺(12)

        (19―25)

        (23―25)

        (26―24)

        (15―9)

パナソニック(29) 3(25―15)1 JT(10)

            (25―23)

            (22―25)

            (25―20)

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