アジアの若い映画人の発掘・育成と、映画の新しい流れの紹介に力を注ぐ映画祭「第18回東京フィルメックス」が、18~26日、東京・有楽町で開かれる。

 コンペティション部門は、五十嵐耕平、ダミアン・マニベル共同監督が青森県を舞台に撮った「泳ぎすぎた夜」など9本。中国語圏の映画に勢いがあり、中国作品3本、台湾作品1本が入った。審査委員長はドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」の原一男監督。

 特別招待部門では、原監督の23年ぶりのドキュメンタリー「ニッポン国VS泉南石綿村」が出品。原監督は「今まで過激な主人公を撮ってきたが、平成になると、どこにもいなくなった。(今作は)全然過激じゃなく普通の人。私にとって極めて冒険的な作品」と語る。

 また、園子温監督の「東京ヴァンパイアホテル 映画版」を国内初上映。園監督は「劇場公開されるか分からず、貴重な上映なのでぜひ」と話している。

 開幕作品は、台湾出身のシルビア・チャン監督が主演を兼ね、中国を舞台に3世代の女性を描いた「相愛相親」。閉幕は、昨年死去したイランのアッバス・キアロスタミ監督の野心作「24フレーム」が飾る。

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