透明のシートに透ける武雄の風景に合わせ、観覧車やジェットコースターを刺しゅうする参加者=武雄市武雄町

 武雄市で創作活動を繰り広げたクリエーターが、温泉通りの商店や建物を舞台に作品を発表する「マボロシ実験場」が11日、始まった。透明のシートに透ける風景と刺しゅうで絵を仕上げたり、空き店舗の壁にデザインを施したり。来場者も参加してアートを楽しんでいる。12日まで。

 画家やデザイナーら11人が、絵を描いたり、高さ3メートルの温泉通りの模型を仕上げたりするなど、ユニークな作品を制作、披露している。熊本市の画家福嶋さくらさんは、ビルの屋上に縦1・6メートル、横3メートルの透明シート2枚を張り、背後に透ける風景を絵に見立て、シートに刺しゅうして絵を仕上げるアートに、来場者とともに挑戦した。

 御船山の稜線(りょうせん)に合わせて観覧車が糸で描かれ、青空にはバルーンやUFOも浮かんだ。唐津市から参加した松永李音さん(13)花音さん(7)姉妹は「こんな絵は初めてで楽しい」とジェットコースターを刺しゅうして、遊園地を完成させていた。

 マボロシ実験場は、クリエーターに創作のための滞在場所を提供する「TAKEO MABOROSHI STAY(武雄まぼろしステイ)」事業の活動報告で、3月に続き2回目。保養村ではBMXやマウンテンバイク、キッズバイクなどが体験できるイベントも開催している。問い合わせは事務局、電話070(1304)3677。

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