木の株で休憩する祖父母と近づいていく孫を表現したかかし=神埼市脊振町倉谷

カキを収穫するかかし=神埼市脊振町倉谷

 脊振山などに囲まれる神埼市脊振町の倉谷地区に、17体のかかしが並んでいる。地域おこしを目的に、地元の有志約10人が制作した。山あいの集落に新しい観光スポットをつくろうと、地元住民が奮闘している。

 同地区にある宝光寺の筒井道隆住職や真島久光さん(69)らを中心に昨年から始めた。大分県中津市で開かれている「かかしワールド」を視察するなど試行錯誤して制作。今年はより多くの人に見てもらおうと昨年の3倍近い17体が並び、駐車スペースも整備した。

 かかしは、農村の日常風景のほか、東京の上野動物園で生まれたジャイアントパンダをモデルにしたものや、慌ただしく解散・総選挙を行った衆院選を風刺したものもある。

 真島さんは「1年1年、上手になっている。来年もやろうという話が出ている」と話す。筒井さんは「平成の合併以降、少子高齢化が進んでいる。観光に人が来てくれることで、地域の活性化につながる」と意欲を見せる。

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