佐賀空港滑走路上空を試験飛行する米軍オスプレイ=2016年11月8日午前、佐賀市川副町

 佐賀新聞の県民世論調査で、山口祥義知事は就任3年目も高い評価を維持した。一方で県政に満足している割合は4割弱にとどまる。高齢化や人口減少で将来の暮らしに不安を抱え、行政には医療・福祉の充実や企業誘致などを望む声が強い。結果を詳報する。

 

■オスプレイ・原発再稼働 国策対応に批判も

 山口祥義知事を「評価する」「どちらかといえば評価する」が合わせて71・6%となり、「評価しない」「どちらかといえば評価しない」は24・1%だった。7割超が肯定的に捉えているが、県政に対して「満足」「ある程度、満足」は37・8%にとどまった。

 評価する理由は前回と同様に「行動力がある」(29・6%)、「親しみが持てる」(29・1%)が高い割合を占め、「決断力とリーダーシップ」は前回から3・6ポイント上昇して15・1%だった。

 評価しない理由は国策課題の「佐賀空港へのオスプレイ配備計画の対応」が最多の27・5%で前回より5・6ポイント増え、原発問題対応も2・7ポイント増の19・5%に上った。賛否が割れる中、4月に玄海原発再稼働に同意したことも影響したとみられる。

 評価する割合は男性69・0%、女性73・7%。職業別は農漁業や会社員、公務員などで高い評価の一方、商工業・自営や無職は低かった。地域別では佐賀市77・3%、武雄市75・0%、杵島郡72・8%など多くの市や郡で評価する割合が7割を超え、鳥栖市(54・1%)と神埼郡(58・3%)は6割を下回った。

 県政の満足度については「少し不満」「大変、不満」が合わせて17・1%、「どちらともいえない」は45・1%を占めた。

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