放送作家の小山薫堂さん(右)を招き、うれしの茶や肥前吉田焼、嬉野温泉など嬉野の魅力をどう広げていくかを話し合う「嬉野会議」のパネリストたち=嬉野市の和多屋別荘

放送作家の小山薫堂さん(右)を招き、うれしの茶や肥前吉田焼、嬉野温泉など嬉野の魅力をどう広げていくかを話し合う「嬉野会議」のパネリストたち=嬉野市の和多屋別荘

 郷土愛の醸成や人材育成、創造性による嬉野市の活性化を目指す「嬉野デザインウィーク2017」が10日、始まった。和多屋別荘で放送作家の小山薫堂さんと、茶、旅館、肥前吉田焼を融合させたプロジェクト「嬉野茶時」のメンバー4人が「嬉野会議」と題し意見を交わした。12日までの3日間、嬉野の魅力を新たな形で表現する企画を展開する。

 嬉野市や佐賀新聞社などでつくる嬉野デザインウィークコンソーシアムが主催。嬉野会議で小山さんは、「嬉野茶時」の取り組みについて「地域の魅力をスタイリッシュにまとめていて素晴らしい」と評価しつつ、「他の人のやる気にも火を付けて」と行政の役割に期待した。「茶時」統括役の小原嘉元・和多屋別荘社長は「私も含めて、茶も温泉も焼き物も市民自身が知らなすぎる」と指摘した。

 「茶時」の一環で、「深秋」をテーマに嬉野茶と菓子のペアをコースで提供する企画「一茶一菓」もあり、小山さんも出席。「この会での発想や努力が菓子職人や茶農家のレベルアップにつながっている」と意義を語った。

 11日は午後1時から、温泉公園で佐賀ゆかりのアーティストが出演する「音話祭」。同5時からは出演者が豊玉姫神社までパレードする。和多屋別荘では12日まで「一茶一菓」(要予約)のほか、日本の入浴文化に着目し小山さんが提唱する「湯道」の関連作品展も開催する。「一茶一菓」の予約は和多屋別荘、電話0954(42)0210へ。

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