「早都栄まつり」への来場を呼びかける副田さん(左)たち=佐賀市川副町の志賀神社

 世界文化遺産「三重津海軍所跡」に関心を持ってもらおうと、佐賀市川副町の住民らが19日、同町の志賀神社で「早都栄(はやつえ)祭り」を開催する。史跡近くにカフェを出店した野中崇弘さん(31)が昨秋開いたイベントに地域住民が共感し、引き継いだ。飲食の出店や音楽イベントで来場者をもてなす。

 イベントは今年で2回目。史跡への来場者が伸び悩んでいることを受け、野中さんが「人が来ないなら、人を集めよう」と企画した。出店や駐車場など個人で交渉を進め、イベントを実現した。予想を上回る1200人以上が訪れたという。

 野中さんの行動に共感した地元の中川副まちづくり協議会が引き継ぎ、今年も開催する。ガイド付きの史跡ツアーを午前10時半と午後1時半の2回実施する。参加費1千円で、土産も用意する。

 祭りは午前10時から午後8時まで。音楽ステージを設けるほか、飲食や手作り品を販売する約20店が出店する。会場には地元小学生が蒸気船などを描いた絵で作った灯籠も設置する。

 野中さんも「地元でやろうという動きになったのはうれしい。前回よりいいイベントになるよう手伝いたい」と協力する。まちづくり協議会の副田峰子さんは「多くの人に史跡のことを知ってもらうきっかけにしたい」と話す。問い合わせは中川副公民館、電話0952(45)4173。

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