トレーニングファームの安全祈願祭であいさつするJAさがの大島信之組合長=佐賀市富士町藤瀬地区

 新規就農希望者を地域ぐるみで育成する研修施設「トレーニングファーム」建設工事の安全祈願祭が10月30日、JAさが中部地区管内の佐賀市富士町藤瀬地区であった。特産のホウレンソウ栽培に取り組む研修生を管外から受け入れ、産地や地域の活性化を目指す。

 園芸用ビニールハウス10棟計2400平方メートル、研修室を兼ねた機械倉庫110・8平方メートルを建設する。2月末の完成を予定している。

 祈願祭には関係者約60人が出席。JAさがの大島信之組合長は農家の高齢化や後継者不足を指摘し、「この取り組みが農業振興に大きく貢献していくと期待している」とあいさつした。

 トレーニングファームは県の補助事業を活用した取り組みで、関係市町やJAさが、農業士などでつくる推進協議会が運営。富士町ホウレンソウ部会のメンバーらが栽培技術や農業経営を指導する。研修期間は来年1月から2年間。町内に定住できる50歳以下が対象で、定員に対し、1組の空きがあるという。

 同様の取り組みは県内2例目で、JAさがみどり地区管内では3組4人がキュウリ栽培を学んでいる。

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