山口知事(左)を表敬訪問し、活動内容などを語るNPOテラ・ルネッサンス創設者で理事の鬼丸氏=県庁

 東南アジアの地雷除去支援やアフリカの子ども兵士社会復帰支援などに取り組む認定NPO法人テラ・ルネッサンス(小川真吾代表・京都府)が9日、佐賀市に進出した。県内の学校などで同NPOが取り組む世界的課題について講演を行うほか、県内団体へ運営資金確保の手法も指南する。

 

 佐賀県が地域活性化を目的に、各分野で活躍するCSO(市民社会組織)を誘致する取り組みの第6段。

 テラ・ルネッサンスは2001年に地雷被害者支援を目指し任意団体として発足した。14年に認定NPO法人となり、現在職員58人、会員数は約1500人。国内事務所は東日本大震災復興支援で設けた岩手に続き3カ所目となる。

 現在はカンボジアやラオスで地雷除去に取り組む団体に資金援助したり、ウガンダ、コンゴ民主共和国、ブルンジで兵士としての活動を余儀なくされた子どもたちの識字教育や職業訓練に取り組み、日本国内では平和教育のための講演活動を行っている。

 創設者で同法人理事の鬼丸昌也さん(37)らが山口祥義知事を表敬訪問し、「地球市民意識を持った、世界を担える人づくりに貢献したい」と語った。山口知事は「世界基準で考えるチームとやれるのは喜ばしい」と期待した。

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