トミー・レメンゲサウ大統領(中央)と面会した佐賀大の学生と愛未来の竹下敦子理事長(左から2人目)=パラオ

 国際協力に取り組むNPO法人「愛未来」(佐賀市)はこのほど、自然・文化・観光を産業に結びつけた「エコツーリズム」を展開するパラオを約10日間訪れた。佐賀大の学生も同行し、若者の視点を通じて、太平洋の島国の現状や魅力を見つめ直した。

 パラオに渡った学生は教育学部4年の小島翔太さん(23)、農学部3年の松本啓さん(20)、同2年の池山裕一郎さん(20)。アルバイト仲間の3人は県職員を介して愛未来の活動を知り、興味を持った。

 一行は独立記念式典に参加し、トミー・レメンゲサウ大統領とも面会。女性の自立に向けてエコツーリズムを支援しているエサール州では、住民とのワークショップやホームステイを通じて現地の暮らしを肌で感じた。松本さんは「特有の文化やきれいな海、おいしい刺し身などエコツーリズムに生かせる資源があった」と振り返った。

 小島さんは「海が中心にある暮らしだが、漂着ごみなどの問題も起きている。支援する側も含めてどう向き合っていくか考えないと」と提起していた。

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