屋上に救助に向かう消防隊員=佐賀市白山2丁目の佐賀商工ビル

駐車場へと避難と避難する参加者=佐賀市白山2丁目の佐賀商工ビル

 秋の全国火災予防運動が9日、スタートした。県内の各消防署が火災予防の啓発活動などを行う。15日まで。

 スタートに合わせ、佐賀市白山2丁目の佐賀商工ビルでは、佐賀広域消防局との火災を想定した合同訓練があった。ビルにオフィスを構える事業所の職員など約150人が参加し、避難経路などを確認した。

 訓練はビル7階の給湯室から出火した想定で実施。避難を促す放送があると、参加者は非常階段を使い、1階駐車場に避難した。はしご車を使った訓練もあり、逃げ遅れ屋上に避難した人たちを消防隊員が救出した。

 佐賀広域消防局佐賀消防署の高田義博署長は「日頃からしっかりと訓練されている」と講評し、「オフィスビルなどの火災は、初期消火や避難誘導などの初動体制のあり方が重要」と意識向上を呼び掛けた。

 佐賀商工ビルと同消防局によるこの時期の合同訓練は3年連続。ビルに入る事業所でつくる自衛消防隊の渡辺義孝隊長は「緊張感を持って訓練できた。実際に起こった際には、慌てず行動し、二次災害が起こらないようにしたい」と話した。

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