北九州市小倉南区で2010年、暴力団追放運動に取り組んでいた同区の自治総連合会長宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、福岡県警は9日、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで、特定危険指定暴力団工藤会(同市)幹部ら男6人を逮捕した。

 県警によると、事件前、工藤会が小倉南区に新たな事務所を設けたことに対し、区内の自治会でつくる自治総連合会が撤去を求める暴力団追放運動を展開。被害男性=当時(75)、故人=は運動のリーダー格だった。

 県警は、暴追の機運を萎縮させるためだったとみて、工藤会トップ野村悟被告(70)=殺人罪などで起訴=ら上層部の関与も慎重に調べる。

 6人の逮捕容疑は10年3月15日午後11時すぎ、共謀して小倉南区南方3丁目の男性宅に銃弾を数発撃ち込み、殺害しようとした疑い。男性と妻が寝室で休んでいたが、けがはなかった。【共同】

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