希望の党の大串博志衆院議員(52)=佐賀2区、5期=は7日、議員会館で記者会見し「自公政権と相対峙(たいじ)する方向性に党を持って行く」と述べ、共同代表選への立候補を正式表明した。野党連携への積極的な姿勢を打ち出すことで、共同代表選を党の「路線闘争」に見立てる狙いがある。 

 大串氏は「安倍政権を倒すため、目的を同じくする民進党や無所属の会、立憲民主党と統一会派を組むことも目指す」と強調した。重要施策として憲法改正を挙げ、「改憲が自己目的化してはならない。9条を議論することはいいが、今、改正は不要だ」とした。集団的自衛権を含む安保法関連法にも、「容認しないという立場を明確にした上で現実的な外交安全保障政策を追求する」と訴えた。

 小池百合子代表との距離感については「もし共同代表に選ばれたら、党がまとまってやっていけるよう、小池氏に働き掛けていきたい」と話した。

 大串氏は財務省を経て2005年の衆院選で初当選し、民進党では政調会長を務めた。

 大串氏の出馬表明に、衆院選直前まで所属していた民進党佐賀県連の中村哲治代表は「野党の連携を整えて安倍政権への対抗軸を示す流れを加速するために、ぜひ代表になってもらいたい」と期待を込めた。衆院選で推薦した連合佐賀の青〓直会長は「有権者との約束を果たすために決めたことであり、見守っていくしかない」。野党の動向が見通せない状況に懸念を示しつつ、「代表選を通じて方向性が示されれば」と述べた。

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