第71回全日本学生音楽コンクール北九州大会本選で第1位になった中山智晴さん=佐賀市松原の松藤音楽院

 第71回全日本学生音楽コンクール北九州大会本選が10月に開かれ、小学生・ピアノ部門で佐賀大学附属小6年の中山智晴さん(12)=佐賀市=が第1位に輝いた。中山さんは「コンクールでは何も考えず曲に集中できた。入賞すると思わなくてびっくり」と喜びを語った。

 大会本選ではモーツァルトの「ピアノ・ソナタ二長調K・576」を演奏。貴族のような優雅さをイメージして表現した。中山さんは「小節ごとに音を“抜く”のが難しかった。大会の1週間前にやっとできるようになった」と、音に余韻を残す技術の難しさを振り返った。

 これまでも中学2年生以下が参加して競う「カワイ音楽コンクール」の金賞を小学3年時と昨年の2度受賞している。ピアノ教室・松藤音楽院で中山さんを指導する松藤弘之さんは「一言で言うと、早熟。曲を理解して表現につなげることができる」と評価する。

 全国大会は12月に迫る。中山さんは「練習の時の同じように落ち着いて表現できるよう頑張りたい」と抱負を話した。

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