県展を目指す写真家が作品を並べる=佐賀市の「FINDER」

 県展を目指すアマチュア写真家によるグループ展が、佐賀市のフォトギャラリー&カフェ「FINDER」で開かれている。風景や人物などそれぞれ狙いをつけた作品を並べている。12日まで。

 一昨年の県展で知事賞を受賞した富永茂樹さん=佐賀市=の「いのち」は、魚の質感が前面に出る。本職はシェフで食材を撮ることも多いが、食と命のつながりを見せてくれる。

 多久市の原亜希子さんの「月夜」は、月をバックにクモを活写する。クモにピントを合わせ、ぼかした小さな丸い月以外は闇夜と大胆な構成で、物語は鑑賞者の想像力にゆだねる。

 写真を切り取ったり、傷をつけたネガを現像したり、写真の可能性を考える作品も。作品を並べる日本画家の大串亮平さん=佐賀市=は「祭りやきれいな風景など、県展も同じようなものばかりが並ぶと面白くなくなる。挑戦的な写真で勝負できたら」と話している。

 写真展の問い合わせは「FINDER」、電話0952(22)6911。

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