あん馬の旋回を指導する田中章二さん‖佐賀市の県総合体育館体操場

 県の男子体操競技の強化練習会が3~5日、佐賀市の県総合体育館であった。講師は2012年のロンドン五輪体操競技に出場した田中3きょうだいの父・田中章二さん(和歌山県)が務め、「基本をしっかり身につけて」とアドバイスした。

 練習会には小学生から高校生まで22人が参加。2グループに分けて、ゆかのバク転、あん馬の旋回、つり輪のスイングなど体操競技全6種目の基本動作を確認した。田中さんは「5ミリ伸ばして」「1コマ(30分の1秒)遅い」と細かく指導し、「体操は芸術。演技者として体の使い方や目線の位置などができて初めて、高度な技が生きる」と説いた。

 鳥栖工主将の平田藍吏さん(16)は「体の使い方やつま先への意識が十分にできていなかった」と気付き、「体操のきれいさでは田中3きょうだいが世界で1番。そこを目指したい」と実力向上を誓った。

 練習会は2023年の佐賀国体開催に向けた、男子体操競技選手の強化事業として実施。田中さんと共に和歌山県で選手育成に携わってきた伊熊博文さんも指導に参加した。

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