就任を祝う花束を受け取るJA佐賀中央会の金原壽秀会長(左)=佐賀市のホテルマリターレ創世

 JA佐賀中央会会長と全国農業協同組合中央会(JA全中)副会長に就任した金原壽秀氏(67)=杵島郡江北町=の祝賀会が4日、佐賀市のホテルで開かれた。金原氏は農業や農協を取り巻く厳しい環境について「全力ですべてのことに取り組んでいく。後ろを振り返ることなく、前に進みたい」と決意を述べた。

 全中は2019年9月末までに一般社団法人に移行する。金原氏は「厳しい時に役割が来たのは一つの宿命。農協を守らなければ個別の農家を守れないという自信と、農協70年の歴史にもう一度誇りを持たせたい」と語った。政府の農協改革に対しては、受け入れられないことにはしっかり対決軸を示すと強調した。

 祝賀会は地元杵島郡の生産組合や青年部、女性部が主催し約100人が参加。山口祥義知事や石倉秀郷県議会議長らが来賓で出席した。山口知事は「農業がどうなるか展望が見えない国難の時代だからこそ、金原さんの真骨頂が発揮される」と期待した。

 金原氏はJAさが常務理事を経て14年から組合長を1期務めた。中野吉實前会長の後任として今年6月に中央会会長、8月に県出身者として初めて全中副会長に就いた。

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