衆院選佐賀2区の選挙結果について「国策への反発が票に反映した面もある」と述べる伊万里市の塚部芳和市長=市役所

 伊万里市の塚部芳和市長は6日、先の衆院選佐賀2区で、希望の党の大串博志氏が前回から得票を大幅に伸ばして自民党候補を破り当選したことについて、「原発再稼働など国策に対する住民の心配や反対が票になって表れたのではないか」と見解を述べた。定例会見で質問に答えた。

 大串氏は、前回3万2千票の大差で敗れていた自民党の古川康氏に6800票差で勝ち、「保守王国」の壁を崩した。

 塚部市長は、大串氏が伊万里市などで票を増やした要因を「地域での小まめな活動が票になって表れた」と推測した上で、「佐賀県の場合、原発や有明海、新幹線、オスプレイなど国策絡みの問題があり、それに対する心配や反対も少し結果に反映したのではないか」と分析した。

 反対の立場の原発再稼働に関しても、「再稼働を巡る事務手続きは終わっているが、古川氏の地元の唐津辺りであれだけ大串氏に票が流れたというのは、しゃにむに原発(再稼働)ありきという自民党に対する反発が出たという気がする」と指摘した。

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