高年齢者に配慮した人員配置などの取り組みを紹介する村岡屋の担当者=佐賀市のアバンセ

 「生涯現役社会」の実現に向けたワークショップ(佐賀労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構佐賀支部主催)が佐賀市で開かれた。県内企業の人事担当者ら約70人が、高年齢者が長く働けるための職場環境について考えた。

 菓子製造販売の村岡屋(佐賀市)の担当者が高年齢者に配慮した人員配置の取り組みなどを報告した。製造現場では本人の希望も踏まえて立ち仕事の少ない職場に配置。人材育成という役割を明示することで、働く意欲の向上にもつなげていると説明した。

 支援機構の北村鐵夫高年齢者雇用アドバイザーは講演で、人手不足の現状を示し「法律を守る“ホワイト企業”になるだけでなく、法律を超えた対応をする“ブランド企業”となって特色を出さなければ、人は集まらない」と指摘した。

 具体的な方策として「人がいないと嘆く前に、今いる人を大切にする。介護や育児で辞めざるを得ない人を減らすこともその一つ」と述べ、各社の取り組みを促した。

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