北内郭にある「主祭殿」の回廊からの景色を楽しむ人たち=吉野ケ里歴史公園

 普段は登ることができない物見やぐらなどへの特別登楼体験が3~5日、吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で開かれた。家族連れや海外からの観光客などが、吹き渡る”弥生の風”を感じながら古代人に思いをはせた。

 南内郭の物見やぐらと北内郭にある最大の建物「主祭殿」の3階回廊を特別公開。やぐらにはヘルメットを着用し、はしごを使って登った。上に登った来場者は建物を触り、眼下に広がる風景を眺めて、地上にいる家族や友人に声を掛けた。また、回廊を歩いた人たちは「こんな景色もあるんだ」などとカメラを構えて写真に納まっていた。

 福岡県から訪れた長谷川剛太君(10)と玲ちゃん(6)は「登るときは怖くなかったけど、降りるときは怖かった。でも、上から見た景色はきれいで楽しかった」と白い歯を見せた。

 11、12の両日も午前10時から午後3時まで登楼体験を実施。同公園管理センターは「はしごのスリルは普段では体験できない。いつもと違う景色や昔の人々の感覚などを味わって」と呼び掛ける。問い合わせは同センター、電話0952(55)9333。

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