嘱託を受けた警察犬と指導手ら関係者=佐賀市の県警本部

 行方不明者の捜索などに尽力する県警察嘱託犬(警察犬)の嘱託書交付式が10月31日、県警本部であった。警察犬8頭と指導手や所有者ら8人が嘱託を受けた。嘱託期間は11月16日から2年間。

 県内の指導手は現在、25年目になる吉田博幸さん(64)=みやき町=ら4人が務めており、警察犬は6頭いる。今回の嘱託で、新たに小学校教諭の井本美智子さん(56)=神埼市=が指導手に加わり、井本さんのツィオン(8)など警察犬も2頭増えた。

 交付式には指導手5人が出席、逢坂貴士本部長が1人ずつ嘱託書を手渡した。

 井本さんは家庭で5頭の犬を飼っており、うちツィオンを含む3頭が災害救助犬として活動。ツィオンが訓練を重ねる中、今回の警察犬審査会でも基準をクリアしたという。「人が大好きな犬。安心してもらえるような捜索で皆さんの役に立ちたい」と話した。

 県内には警察が所有する警察犬はおらず、嘱託犬のみ。行方不明者の捜索や事件捜査を助け、昨年1年間で62回、今年は10月30日現在で46回の出動があっている。

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