児童たちの前で柿の皮むきを披露する上野さん(右)=佐賀市大和町の松梅地区

 干し柿の産地として知られる佐賀市松梅地区の小中一貫校松梅校小学部の児童ら43人が10月31日、干し柿農家から柿の栽培方法や皮のむき方などを学び、地元の食文化に触れた。子どもたちは、約50年柿作りをしている上野耕太郎さん(71)の話に聞き入った。

 「1本の木からどれくらいの柿が実りますか」「何種類の柿がありますか」と児童たちが質問すると、上野さんは「20キログラム~40キログラムくらい実る」「全国には937種類あって松梅地区では2種類作っている」と丁寧に答えた。皮を早くむくコツについては、「縄跳びや自転車と同じでいっぱい練習したら感覚がつかめてくる」と上野さん。目を閉じて皮むきを披露し、その技に歓声が沸き起こった。

 4年の柴田格さん(10)は「葉の裏から病気の菌が入ることを初めて知った。上野さんみたいに目をつむって皮がむけるようになりたい」と目を輝かせた。児童たちは11月19日の「松梅フェスタ」で柿むき大会や柿について学習したことを発表する。

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