鳥栖駅周辺整備で鳥栖市は2日、駅や周辺用地を所有しているJR九州と包括連携協定を結んだと発表した。JRと調整していた駅の形状は「橋上駅」で決着した。

 協定は駅周辺地区と鉄道を持続的に発展させる目的で、市が申し入れた。締結は31日付。駅舎・自由通路・東西駅前広場・周辺道路の整備、駅東側の民間開発用地の活用、現駅舎の取り扱い、鉄道の東西をつなぐ都市計画道路の見直し―の44項目について、連携することを定めた。有効期間は事業完成後も延長できる。

 駅舎は「2階駅」よりも駅前広場を広く確保でき利用者の利便性が高い「橋上駅」と決めた。JR九州などが保有している駅東側の民有地に関しては住宅開発などを進め新たな人の流れとにぎわいを生み出す。

 市は年内に駅舎・駅前広場などの基本設計を発注する方針で、現駅舎については市教委が年度内をめどに現地保存以外の保存・活用を検討している。

 橋本康志市長は「駅西側広場用地となる鳥栖ビルの解体に続き、JRとの協定によってより具体的に進める素地ができた」と評価した。

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