がん患者らが、がんと向き合う中で手にした一冊について話した集い=佐賀市の県医療センター好生館

しおりを作りながら語り合う参加者たち=佐賀市の県医療センター好生館

 がんの闘病のヒントや心の支えになった本を紹介する集いが10月31日、佐賀市の県医療センター好生館であった。患者や行政関係者が、がんと向き合う暮らしの中で心に残った一冊を取り上げた。

 佐賀市の森美穂子さん(82)はがんに2度かかった経験を伝えた。薬の副作用のつらさや、家族や医療スタッフへの感謝を語りつつ、「がんを受け入れ、共存していこうと思った」と述べた。乳がんに罹患(りかん)した2人の女性が登場する本『“がん”のち、晴れ』を挙げて、「自分と同じ思いの人がいる。本によって心が助かるところもあった」と振り返った。

 県内の各拠点病院のがん相談支援センターが連携して企画し、約45人が参加。グループでしおり作りをしながら思いを語り合う時間もあった。

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