養成講座で交番に通報する練習をする三田川中の生徒たち=吉野ヶ里町の同校

 吉野ヶ里町社会福祉協議会が10月31日、同町の三田川中(樋口勝弘校長)で「認知症見守り隊」の養成講座を開いた。講座には同校の2年生88人が参加し、認知症についての知識を深めて、声かけの仕方などを学んだ。

 西九州大リハビリテーション学科の小松洋平講師が「町内の認知症患者数が、町内の中学生の数と同じぐらい」などと説明。認知症が脳の病気であることを示し、学生が脳細胞に扮(ふん)して記憶伝達の仕組みを説明した。

 その後生徒たちは、大学生と認知症についてディスカッションし、高齢者役を演じた大学生に「どうしました」「大丈夫ですか」と声掛けを練習。大学生は「同じ目線になるといいよ」などとアドバイスし、実際に町中で高齢者を見かけた時の対応などのロールプレーに取り組んだ。

 新しく“隊員”になった角景斗さん(14)は「いろいろなことが学べた。自分は恥ずかしがり屋だけど、困っている人を見かけたら積極的に声を掛けたい」と話した。

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