消防殉職者の冥福を祈り献花する遺族ら=佐賀市の県消防学校

 佐賀市佐賀県消防殉職者慰霊祭(県消防協会主催)が1日、佐賀市の県消防学校であった。殉職者の遺族や消防職員・団員など約180人が参加し、消防士としての使命をまっとうして命を落とした人たちの魂に祈りをささげた。

 明治から昭和にかけて、殉職した31人が祭られている慰霊碑を前に、参加者全員で黙とうをした。県消防協会の陣内成和会長が「人生を消防にかけた功績は後世に語り継がれる」とあいさつし、遺族らが献花台に列を作って、手を合わせていた。

 1969年に消防署員だった義理の弟・新谷勝さんを火災出動中の交通事故で失った佐賀市の新谷トキエさん(83)は、「とても優しい性格だった。事故がなければ立派な人生を歩んでいたはず。冥福を祈りたい」と話した。

 

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