航空自衛隊脊振山分屯基地(神埼市脊振町)は12日、無断欠勤した20代の男性空士長を停職10日の懲戒処分にしたと発表した。

 空士長は「先輩の指導に不満があった」と話しているというが、分屯基地総務人事班は「いじめやパワハラの事実は確認されず、指導は職務の範囲内で行われた」と説明している。

 分屯基地によると、空士長は2月23日夕、許可を得て外出した下宿先から戻らず、両親が警察に捜索願を届けた。基地の隊員も捜索し、3月4日にJR岡山駅付近で発見した。電車を乗り継いで小倉、山口などを転々としていたという。

 処分の時期に関して総務人事班は「事実関係の確認に慎重を期したため」としている。空士長は依願退職を申し出ているという。

 脊振山分屯基地では5月、別の20代男性空士長が無断で外出したとして、2日間の停職処分になった。司令の松村和仁2等空佐は「誠に遺憾。よりいっそう隊員の心情把握と服務指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントを出した。

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