佐賀労働局が10月31日発表した県内の9月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0・02ポイント上昇して1・29倍となり、3カ月連続で過去最高を更新した。1・2倍を超える高水準となったのは6カ月連続。企業の人手不足感が強まり、有効求人数は前年同月に比べ2桁増だった。
 有効求人数は前年同月比12・2%増の1万9069人、有効求職数は同1・8%減の1万4957人。正社員の有効求人倍率は0・86倍で、前年同月を0・20ポイント上回った。
 新規求人倍率は、前月比0・22ポイント上昇の1・91倍。新規求人数は前年同月比4・2%増の7206人、新規求職者数は同1・9%減の3622人だった。
 産業別の新規求人数を前年同月と比べると、運輸・郵便が28・1%の増。次いで製造が20・9%増、建設が16・1%増だった。マイナスは卸売・小売のみで、11・7%減だった。正社員の求人の割合が4割を超える一方、パートが集まりにくくなっているという。
 今後の見通しについて、佐賀労働局は「社員の負担を減らすために新たな求人を出すなど、労働環境の改善を図る企業も見られる」とし、高水準で推移するとみている。

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