5回DeNA無死、宮崎が左越えに先制本塁打を放つ。捕手高谷=横浜

 8回DeNA1死三塁、宮崎が右前に適時打を放つ。捕手鶴岡=横浜

 日本シリーズ初白星を飾り、ポーズをとるDeNAの(左から)高城、浜口、宮崎=横浜

■積極打撃でチームに勢い

 会心の一発だった。DeNAの宮崎が0―0の五回に今シリーズ2号ソロを左翼席上段に放り込んだ。「バッテリーが頑張っていたので、何とか先制点をと思っていた」と同じ佐賀県出身の後輩で先発の濵口を援護した。

 1ボールからの2球目だった。和田の138キロを捉え、フルスイングではじき返した。今季セ・リーグ首位打者に輝いた巧打者だが、15本塁打を放つなど長打力も併せ持つ。「ツーシーム系。ちょっと(内角に)入ってくる球。うまく反応できた」と職人肌の男は納得の笑みを浮かべた。

 チームは打線が低調で3連敗を喫していた。本来は積極的に振って出る各打者が受け身に回り、ストライクを見逃すことも多かった。五回の攻撃前の円陣で「どんどん行こう」との指示が出た。先頭打者で打席に入った5番打者が早速実践。この一発をきっかけに計12安打で6点を奪った打線に「勢いづけられたかなと思う」と控えめに胸を張った。

 3―0の八回にも適時打で追加点をもたらすなど、上り調子だ。一つも負けられない状況は変わらない。「1勝しただけ。全力で戦う」と気持ちを高めた。【共同】

 

■女房役誇らしげ

 DeNAの高城が日本シリーズ1号となるソロを放った。2―0の七回に先頭打者で五十嵐の速球を左越えへ。先発のルーキー濵口を援護し「無我夢中だった。ここという時に打てて良かった」とうれしそうに笑った。今季、濵口の先発時にマスクをかぶることが多かった。レギュラーシーズンとの違いを聞かれると「フルカウントでいつもだと四球を出すけど、粘った。日本シリーズで変わった」と誇らしそうに話した。【共同】

 

=監督談話=

DeNA・ラミレス監督「濵口素晴らしい」

 本当にうれしい気持ちでいっぱい。濵口は本当に信じられないくらいの素晴らしい活躍をした。新人に見えないほどの投球をしてくれた。宮崎の本塁打が出て勢いがきた。打線は非常に良かったと思う。

ソフトバンク・工藤監督「明日また頑張る」

 濵口君にうまくやられた。タイミングを崩されて狙い球が当たらなかった。うまくいかない時もある。先制されてうまく(流れを)持ってこられなかった。選手は最後まで明るく元気があった。明日また頑張る。

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