小城市観光協会の年度末の税務処理が滞り、2015年までの3年間で83万3100円の延滞金を科せられていたことが1日、分かった。小城市へのふるさと納税額が急激に伸び、返礼事務など市からの委託事業経費が増え、法人税や消費税などの会計処理が納付期限を過ぎたとみられる。

 市観光協会によると、年別の延滞金額は13年5万400円、14年20万5600円、15年57万7100円。市は14年5月から、ふるさと納税の寄付額の54%を返礼品の購入や発送に充て、関連業務を協会に委託し、手数料を支出している。

 市のふるさと納税の寄付額は13年88万円、14年5億1196万円、15年14億8449万円だった。

 延滞金はそれぞれの年から翌年にかけ全て納付された。今年10月に就任した古賀敬介事務局長は「急激な寄付額の増加に当時の事務処理体制が整っておらず、余計な支出をしてしまった」と話している。

 協会を巡っては、15年と17年の役員改選で登記変更を怠っていたなどとして、前の市商工観光課長(55)が、兼務していた協会事務局長職を9月末に解任されるなど混乱が明るみに出ている。

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