知人からのおすそ分けの野菜と表面が傷ついて出荷できないナシ。エコ料理の食材たちです

 大型台風が日本列島を駆け抜けた神無月。山里の我が家のデッキに嵐の置き土産が散乱しています。地球規模の自然環境の異変がいたるところで姿を現し始めてから、観測史上という言葉をよく耳にするようになりました。季節の変わり目があいまいになりました。四季折々の旬の味覚にも異変がおきているようです。

 台風の後片付けをしている知人からのいただきものを使って今夜は冷蔵庫の大掃除。冷蔵庫に食品を詰めすぎると電気の消費量が増えてしまいます。適度な空間をつくると電気の節約にもなるのをご存知ですか? 分かっているものの、ついつい買い置きしてしまいます。消費期限や賞味期限に大慌てしたことが何度もあります。台風の接近の予報はそんな日頃の反省を実践する絶好のチャンス。非常時に備えて、冷凍庫や冷蔵庫の食材を無駄にしないように日頃からの心がけが大切だと痛感します。

 収穫時期が過ぎてもけなげに実をつけてくれていた野菜と冷蔵庫の買い置きから自己流料理を作ってみました。環境にも家計にもやさしいエコロジーでサステナブル(持続可能)な家庭の味です。

 ヘチマは豚肉とショウガやニンニクと一緒に炒めて、仕上げに酒と醤油(しょうゆ)を少々。中華風のスープにアレンジしてもとてもおいしいものです。台湾の友人が教えてくれた懐かしい友の味です。冬瓜(とうがん)もかぼちゃも夫と2人暮らしの食卓にぴったりのサイズ。冷凍庫に眠っていた鶏ミンチと相性のいい食材です。形の不ぞろいのナシは、冷暗所で保管すればお正月までおいしく味わえます。ほんのちょっとの工夫とアイディアとチャレンジ精神で、忘れ物から生まれる料理を楽しんでみてください。(地域リポーター・岩田雅予=佐賀市大和町)

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