県知事賞の中島史瑞帆さん(右)と県教育委員会教育長賞の能登原真由さん=佐賀市の弘学館中学校

 9月下旬に開かれた「高円宮杯第69回全日本中学校英語弁論大会佐賀県予選会」で、弘学館中3年の中島史瑞帆(しずほ)さん(14)=佐賀市=が1位の県知事賞、同級生の能登原真由さん(15)=福岡県福岡市=が2位の県教育委員会教育長賞を手にした。2人は「驚いたけど、すごくうれしかった」と白い歯を見せた。

大会は国際性豊かな青少年育成を目指し、英語力の向上やその普及を目指している。県大会は29校から校内予選を勝ち進んだ43人が出場。4グループの上位3人ずつが決勝の舞台に駒を進めて全国切符を競った。

 2人は9月上旬から約1カ月間、発声や発音を中心に放課後の時間を利用して練習を続けてきた。中島さんは「自分の夢」をテーマに、105歳で逝去した医師・日野原重明さんの言葉などを例に挙げて熱弁。能登原さんの題目は「自分の野望」で、みんなに野望を持ってほしいという思いを込めて、ウィリアム・スミス・クラーク博士の言葉を引用して「Boys and girls be ambitious(少年少女よ大志を抱け)」と締めくくった。

 大会の規定で、同一校からは1人しか中央大会に出場できない。能登原さんは「史瑞帆と一緒にスピーチしたかった。残念だけど、全国ですごいところを発表してほしい」と託す。中島さんは「真由が出られない分も頑張る。読み方は細かく練習したい」と仲間の思いも背負って臨む。

 全国大会は11月22~24日に東京で開催。中島さんのほか、県予選で3位の亀山愛華さん(田代中2年)と4位の田中優衣さん(香楠中3年)が参加する。

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