肺年齢について説明する県医療センター好生館呼吸器内科の加藤剛医長=佐賀市のメートプラザ佐賀

 佐賀県医療センター好生館呼吸器内科医長の加藤剛さんが29日、佐賀市のメートプラザ佐賀で講演した。健康を守るために、呼吸機能の若さを表す「肺年齢」の検査を受ける重要性を訴えた。

 加藤さんは、肺年齢を調べる「呼吸機能検査」が息を吸い込み吐き出すだけと簡単で、「正常」「治療が必要」など5段階の診断が出ることを紹介した。

 肺年齢を老化させる病気として、喫煙が原因の肺気腫、慢性気管支炎など「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」を挙げた。COPDによる息切れで運動不足、筋力・体力低下、食欲減退と負のスパイラルに陥るとしながら「禁煙や適度な運動などで呼吸機能の低下を抑えることができることを知ってほしい」と強調した。

 講演会は日本臨床衛生検査技師会、県臨床検査技師会が開く「検査と健康展」の一環。3回目となる今回は約50人が聴講し、肺年齢検査やパネル展示などもあった。

このエントリーをはてなブックマークに追加