佐賀七賢人のかかし=佐賀市嘉瀬町の嘉瀬川防災ステーション

陸上の桐生選手をイメージしたかかし=佐賀市嘉瀬町の嘉瀬川防災ステーション

 バルーンフェスタの観光客をもてなす恒例イベント「第8回嘉瀬かかしまつり」が30日、佐賀市の嘉瀬川防災ステーションで始まった。明治維新150年にちなんだ佐賀七賢人や陸上100メートルで10秒を切った桐生祥秀選手、世間を騒がせたヒアリなど時事を切り取ったユニークなかかしが並んでいる。11月5日まで。

 嘉瀬町内の自治会や老人クラブ、子ども会を中心に約30団体が123体を創作した。会場入り口で出迎えるのは明治維新150年にちなんだ佐賀七賢人。スーツやはかま姿のかかしは威厳を漂わせる。

 北島自治会が創作した「核兵器のない世界の実現へ」とのメッセージが書かれた大作は、わら人形に中国、フランス、英国の名札がつけてある。スタッフの北川英俊さん(73)は「何を表現しているのかは作った人に聞いてみないと分からない」と話す。

 意欲的な作品はほかにも。新町自治会の「かかしの今昔」は「昔のかかし」として十字のわら人形を展示。隣に胴体を鉄製にして頭部をノートパソコンで作成した「未来のかかし」を作成した。ドラえもんやトトロなど人気アニメを模したかかしもあり、子どもたちも楽しめる。

 期間中は作品の人気投票も実施している。「田舎の若者」という題のかかしを作った地元の畑瀬初一郎さん(69)は「一つ一つ工夫を凝らしてユニークでおもしろい」とほかのグループの作品を楽しんでいた。開場はバルーン佐賀駅北側。問い合わせは嘉瀬公民館、電話0952(26)5208。

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