嬉野市のケーブルテレビ局「テレビ九州」(西川潤一社長)は、教育機関に物品を寄贈する1億円のCSR私募債を発行した。佐賀銀行が7月から取り扱っている「地域の芽・育む債」で、県内企業の発行は初めて。同行が単独保証し、償還期間は5年。

 テレビ九州は2000年に開業し、嬉野町と武雄市山内町を対象に多チャンネル放送、インターネット接続サービスを展開。調達資金は高精細の4K、8Kテレビに対応した光ケーブル設置工事などに充てる。

 CSR私募債は、同行の地域貢献活動の一環で、発行額の0・2%相当額を物品購入費に充てる。テレビ九州は地元の井手川内保育園に遊具を贈る。

 このほか、総合水産業のエテルナ・ワコー(佐世保市)、マンション賃貸管理の田園興産(北九州市)、マンション販売の九州三共(同)もそれぞれ1億円のCSR私募債を発行。同行は「通常の融資より資金の調達コストはかかるが、地域の活性化につながると企業の関心が高まっている」と話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加