9月から設置しているハロウィーンコーナー。31日までに関連グッズを売り切ろうと、値下げしている店も多い=佐賀市のゆめタウン佐賀

■市場規模はバレンタイン超え

 若者を中心に仮装パレードなどの催しで盛り上がりをみせている「ハロウィーン」。佐賀県内の商業施設でも売り上げは年々、伸びており、関連商品の市場規模は2月14日のバレンタインデーを超えたとの推計もある。31日のイベント当日は自宅でパーティーを楽しむ人も増えるとみて、各店は菓子やコスチュームのほか、キャラクターをモチーフにした食品を並べ、消費喚起に力を入れている。

 

 佐賀市のスーパーゆめマートさがは、ハロウィーン仕様の菓子を集めた特設コーナーを設けた。一昨年から菓子以外にも種類を増やし、今年は昨年の1・2倍に。「かまぼこなどの食材もよく売れている」。

 系列のゆめタウン佐賀(同市)の子供服店も、仮装用の衣装コーナーを設置。人気のアニメ映画キャラクター「ミニオンズ」のトレーナーや、ディズニープリンセスのドレスは9月の発売直後に完売。追加注文して対応した。同1日からハロウィーン仕様の商品をそろえた雑貨店では、カボチャやお化けのヘアアクセサリーが人気を集めている。

 ハロウィーンは、もともと古代ケルト人の祝祭が起源とされ、日本ではSNSの浸透などを背景に、仮装を楽しむイベントとして定着してきた。日本記念日協会(長野県)によると、ハロウィーン関連商品の推計市場規模(2016年)は約1345億円。11年(約560億円)の倍以上で、約1340億円のバレンタインデーを上回っている。

 家族連れの集客につなげようと、佐賀市の佐賀玉屋では31日まで、子供向けのスタンプラリーを開催。館内5カ所を回れば、菓子をプレゼントする。室内遊園地では仮装用の衣装を貸し出し、撮影会も開かれる。

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