1区7キロ地点で鳥栖工の西久保遼(左)が白石の吉岡智輝を引き離す=佐賀市川副町

■全国入賞へ記録向上誓う

 冷静に、堅実にたすきをつなぎ、8連覇を飾った。男子は7区間で六つの区間賞を取った鳥栖工が、2位に2分以上の差をつけて42度目の頂点。三俣友作主将は「素直にうれしい」と胸をなで下ろした。

 エース区間の1区10キロを任されたのは2年の西久保遼。「長い距離は得意。自分の役割を果たす」と7キロ手前から抜け出すと、2位に23秒差をつけ、独走態勢の足掛かりをつくった。

 続く2区では、本番で勝負強さを発揮する1年の杉彩文海がリードをさらに23秒上積み。3区でエースの森智哉が2位白石に11秒詰められたが、その後の4区間も安定した走りを続け、最後はアンカーの吉野絵が人さし指を突き上げてゴールテープを切った。

 強い風が吹きつけ、難しいレースを強いられた今大会。8連覇こそ成し遂げたが、2時間10分23秒と記録は伸び悩み、「タイム的には全国で全然通用しない」(三俣主将)と厳しく見つめる。

 選手たちが掲げるのは都大路での8位入賞だ。古川昌道監督は「長丁場がもう一つ、二つレベルアップして(2時間)5分台までいかないと」とさらなる奮起に期待を込めた。

このエントリーをはてなブックマークに追加