風情ある有田の町並みを着物で散策すると、思わぬ自分に出会えそう(有田観光協会提供)

今年初めて企画した「有田に人力車がやってくる」では、焼き物の町有田を象徴するトンバイ塀のある裏通りを人力車で散策できる(有田観光協会提供)

JR上有田駅前ではミニSLの試乗が開かれる(昨年のありフェスから)

 自然豊かな歴史と文化の町有田を、多彩なイベントで盛り上げる「有田まちなかフェスティバル(ありフェス)」が、同町一帯で開かれている。3年目を迎え、今年から1年を通して町歩きや窯元の工場開放、体験・参加型企画で来町者を楽しませている。企画が集中する11月のイベントの一部を紹介する。全プログラムは有田まちなかフェスティバルのHPで案内している。

 歴史ある商家が軒を連ねる内山地区の通りを、着物で歩く「きもので秋のありたさんぽ」(1日~)は50着以上の着物から、自分好みの1着を選ぶことができる。男性用、子ども用もあり、友人や家族と江戸時代にタイムスリップできそう。「きもので女子旅」(12、18日)はガイド付きで町並みを散策。嬉野茶の入れ方講座で和の心を学ぶ。5、19日には人力車2台が登場し、乗客を乗せてトンバイ塀のある裏通りを進む。

 焼き物の町有田で江戸時代に創業した窯元の工場を開放する「アリタポーセリンラボ・工場マルシェ」(3、4日)は工場見学や農産物販売、飲食コーナーなど盛りだくさん。「しん窯青花秋のミニ市」(3~5日)は、新作のお披露目やミニコンサートなどで来場者を楽しませる。欠けた茶わんを新しい物と交換し、供養する有田焼卸団地の「有田の茶わんまつり」(22~26日)では、会場内の22店舗がセールを開催する。

 趣のあるJR上有田駅の駅舎を生かした「鉄道ふぇすた」(4、5日)ではミニSLの試乗や昭和の鉄道写真展を開催。国内外のビンテージカーが集まる「ツール・ド・アリタ」(18、19日)とともに、ファンの心をつかみそう。「食と農業まつり」(26日)は農産物や加工品販売で有田の自然の恵みを満喫する。大鍋やつきたての餅の振る舞いもある。

 このほか、来年の明治維新150年を前に、維新や明治時代にゆかりの場所をガイドと巡る「幕末維新と有田」(22~26日)や、クイズに答えながら町歩きする「有田散策QUIZ」(1日~)、有田焼製造の4工程をリレーで競う「アリタンピック」(12日)など、住民手づくりのイベントで陶都の秋を彩る。

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