神埼郡吉野ヶ里町の下石動天満宮

満潮時の大魚神社の海中鳥居=藤津郡太良町

 佐賀県美しい景観づくり審議会(大森洋子会長、14人)は、「22世紀に残す佐賀県遺産」に大魚神社の海中鳥居(藤津郡太良町)と鎮守の杜下石動(しもいしなり)天満宮(神埼郡吉野ヶ里町)の2件を認定するよう山口祥義知事に答申した。県は今月中にも認定する方針で、県遺産は計49件となる。両町では初めて。

 海中鳥居は、30年に1基ずつが建立されて現在は4基があり、多良岳から沖の島までを結んでいるとされている。写真撮影スポットとして県内外から多くの観光客が足を運ぶ名所となっている。

 下石動天満宮は吉野ヶ里町の重要文化財。学問の神様・菅原道真の子孫にあたる菅原広玄が1573年に建立し、道真をまつったとされる。本殿には木造神像四体が安置され、25年に一度、大祭が開かれる。

 今月20日の審議会では、「海中鳥居だけではなく、大魚神社の境内も含んで県遺産にするべき」や「天満宮周辺は佐賀らしい農村風景を残している」、「できるだけオリジナルの状態で維持してもらえれば」などの意見が出た。

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