熱気球世界選手権が開幕し、大空へ一斉に飛び立つ105機のバルーン(2016年)

18カ国・地域112機 白熱レース

 11月1日~5日の日程で実施する「2017佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、佐賀市の嘉瀬川河川敷を主会場に開かれる。18カ国・地域から112機が参戦し、世界レベルのパイロットが佐賀平野で熱い戦いを繰り広げる。

 大会では、国内外の選手が参加する「第31回パシフィックカップ」、日本チャンピオンを決める「第34回熱気球日本選手権」、日本各地を転戦する「熱気球ホンダグランプリ第4戦」の競技飛行が同時進行で行われる。パシフィックカップには63機、日本選手権37機、ホンダグランプリ23機の参加を予定している。

 公式の練習飛行は10月31日の午前7時から行う。5日間の競技飛行は、連日、午前(午前7時開始)と午後(午後3時開始)に分かれて実施。最終日は午前のみ行う。風を捕まえて、自由自在に空を駆け巡るパイロットたち。設定したターゲットに向かって、マーカーを落とす様子は圧巻だ。

 大会前夜には、佐賀市の中央大通りでオープニングイベントがある。LED電球が点灯し、佐賀の夜の街を彩る「サガ・ライトファンタジー」でムードを高める。

 大会期間中は、変形気球が11機参加する「バルーンファンタジア」で大会を盛り上げる。海外からは、映画スター・ウォーズの人気キャラクター「ダース・ベイダー」や「ヨーダ」の変形バルーンが初めて佐賀に乗り込む予定。

 このほか、11月2日には、入場が制限されている変形気球のエリアに入って、子どもたちが直接バルーンに触れて楽しむ「キッズデー」も開催する。

 大会4日目と5日目の午後6時半からは、バルーンが夜の河川敷に浮かび上がの水面に映る「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」がある。幻想的な夜間係留の光景に、多くの来場者がカメラを構える。

 佐賀バルーンミュージアム(松原2丁目)では、開館1周年を記念した企画展を用意。江戸時代から明治時代に多く初期まで描かれていた「錦絵」で、当時のバルーンの姿を紹介する。

 

 競技委員長 安永輝男

間近で壮大さ実感を

 今年から競技委員長を担当することになりました。昨年の世界大会とは違って日本人選手も多く出場しますことから、諸先輩方が築かれてきたような昔ながらの、佐賀らしく誰もが楽しめる大会にしたいと考えています。

 競技フライトは安全を最優先に、しかも観客の皆さまにも楽しんでいただけるよう工夫をこらします。ぜひ会場やその周辺に出向いて、テレビでは伝わらないスケールの大きさを実感してみてください。また、パイロットに見えるよう大きく手を振って、大きな声をかけたら、優秀なパイロットならきっと応えてくれるはずです。最後になりますが、バルーンの離着陸では貴重な田んぼを使わせていただく場合もありますため、ご協力をお願いいたします。

 佐賀バルーンフェスタ組織委員会 水町博史

新しい感覚の大会に

 今年もまた、熱気球大会を開催できることを、大変うれしく思っております。これも、熱気球の離着陸にご理解いただいている地元の皆さまのおかげであると、心より感謝申し上げます。

 ところで昨年は、佐賀では3回目となる熱気球世界選手権が開催され、過去、世界中で開催された世界選手権のなかでも、パイロットのレベルやその競技内容、多くのボランティアやホストファミリーの皆さまはじめ、優しさにあふれる地元の皆さまの歓迎ぶり、嘉瀬川河川敷に見えた多くの観客の歓声、などなど、もっとも評判の高かった大会になりました。

 さて今年は、3年前までの大会の規模で、しかも、地元佐賀の方が競技委員長となり、これまでとは違った、新しい感覚での大会となることでしょう。ひき続き、地元の皆さまのご理解とご支援を、よろしくお願い致します。

朝焼けの空を飛ぶバルーン(2016年)

 

競技を終えたバルーンの片付けを一緒にお手伝い。球皮に座り空気抜き(2016年)
ユニークな変形バルーンが登場する「バルーンファンタジア」。競技エリアが開放され、大勢の観光客でにぎわった(2016年)

 

 

 

 

 

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