高校生の県内就職率向上などについて意見を交わしたGM21ミーティング=佐賀市のホテルマリターレ創世

 山口祥義知事と県内20市町の首長が意見交換する「GM21ミーティング」が27日、佐賀市で開かれた。高校生の県内就職率向上などについて意見交換し、高校と市町が連携して郷土教育を進めていくことや、交通インフラの充実などを求める声が上がった。

 県内では高校卒業後、進学者の8割、就職者の4割が県外に流出している。県は県内企業と高校の橋渡しをする支援員を配置して、高校生の県内就職を後押ししている。山口知事は「大学が少ないなど構造的な問題はあるが何かアイデアはないか」と問題提起した。

 各首長からは、高校生が県内にとどまりたいと思う取り組みが不可欠として、小中学校で郷土教育を実施しても高校で途切れる実情があり「もっと自治体と連携すべき」との指摘もあった。高校の進路指導担当者や保護者に、地元企業を知ってもらう取り組みも求めた。

 福岡都市圏への通勤を念頭に、実際の移住事例などを交えながら「福岡に1時間以内で通えるような交通インフラ整備が必要」「ユニークな教育や福祉を提供できれば」「子育て施策の充実がポイント」などの意見が出ていた。

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