地域に根付く酒造りについて研究報告した鹿島実高生

地域に根付く酒造りについて研究報告した鹿島実高生

 「酒蔵と地域振興」をテーマにした研究に取り組んできた鹿島実業高校情報処理科の生徒10人がこのほど報告会で成果を発表した。観光協会や蔵元に取材したり、大人100人にアンケートを実施してデータをとるなどして、伝統を守りながら酒蔵ツーリズムなどの地域振興に取り組む鹿島の現在を見つめた。

 発表では富久千代酒造が「鍋島」を末永く愛される”地の酒”として、まちの酒屋とともに歩みながら応援団を増やしてきた取り組みに注目した。「情熱が人をつないだ」「応援してくれる人たちの思いが結集したのが『鍋島』」という造り手の思いに感銘を受けたことを報告した。

 アンケートでは特に女性人気が高い結果が得られことを紹介し、「売り上げは女性次第。新しい飲み方が提案できれば」と発信した。坂口佑夏さん(3年)は研究を通して「手作りと品質にこだわる鹿島のお酒は大量生産できない。文化や伝統の大切さや地域振興とは何かを考えさせられた」と結んだ。

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