海岸に流れ着いた大量のごみ。三角コーンなど大きなものも漂着している=唐津市の西の浜

 三角コーンやビニール袋、ペットボトル…。22日に日本を襲った台風21号の影響で、佐賀県唐津市の西の浜など海岸に大量のごみが流れ着いている。「ここまでのごみは見たことがない」と地元住民。28日に市民有志が清掃に乗り出す。

 超大型の台風21号の接近で22日、唐津市には突風が吹き荒れ、衆院選の開票も遅れるなど影響が出た。

 「10年歩いてきて、こんな光景は初めて」。西唐津校区民が中心のウオーキングクラブの女性たちは口をそろえる。西の浜には木材も散乱、ハングル文字が記されたボトルもあった。松原の散歩道は砂に埋もれ、70代女性は「お気に入りのコースなのに歩きにくくなった。こんなところにまで波が入り込んだとやろうか」。ごみは他の海岸にも漂着し、東の浜では波や風で砂がえぐられて松の根が露出していた。

 海岸漂着物を回収している「唐津里浜づくり推進協議会」は急きょ、28日の清掃を決めた。「唐津くんちも近い。放置はできない」と会員の木村剛さん(40)。午前9時から正午まで実施し、会員以外の参加も歓迎している。

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