佐賀空港の利用実績の目標に向けてガンバロー三唱する県職員=佐賀市の県自治会館

 佐賀空港の本年度上半期(4~9月)の利用者数が過去最多の38万9897人に上ったことが26日、佐賀県のまとめで分かった。新規就航などの効果とともに羽田便の利便性向上が浸透して利用増につながった。県は1998年の開港後初めての年間利用者70万人超を見据え、下半期も過去最多だった前年同期の更新を目指す。

 上半期の利用者数は熊本地震の影響で落ち込んだ前年同期より26・1%(8万659人)増えた。増便を続けて5月から1日1往復化したソウル便が3倍近く増えるなど国内外の全便が前年同期を上回った。

 羽田便は前年同期比9・6%(1万9475人)増の22万3371人で、搭乗率も6・2ポイント増の70・2%。県空港課は「3時間ごとに発着するようになり、ビジネスでの利用しやすさが周知されてきた」とみる。国際線3路線目となる台北便も6月から台湾の観光客向けの便で就航し、4カ月間で約1万5千人が利用した。

 副課長級の職員らでつくる佐賀空港セールスチームの戦略会議が26日開かれ、下半期は前年同期の35万3234人を上回ることを目標に設定した。事業所への訪問営業や観光利用が期待される若年層とシニア層の新たな顧客開拓など需要の掘り起こしを進める。

 開港時には年間利用者73万7千人の需要予測を立てていた。空港課は「LCC(格安航空会社)の海外便を知らなかったという声も寄せられており、営業を通じて認知度を高めていけばさらに利用者増が見込まれる」とする。

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