男子第70回・女子第31回県高校駅伝競走大会(佐賀新聞社など後援)は29日、佐賀市のスポーツパーク川副北側道路を発着点に佐賀空港付近などを通る周回コースで開かれる。男子(7区間42・195キロ)は27校30チーム、女子(5区間21・0975キロ)は14校が出場する。スタートは女子が午前9時半、男子が同11時20分。男女とも優勝校は12月24日に京都市で開かれる全国大会に、3位以上は11月18日に沖縄県今帰仁(なきじん)村である九州大会に進む。大会を前にレースを展望する。

【男子】

 オープン参加を含む27校30チームが出場。厚い選手層で8連覇を狙う鳥栖工に白石が食らいつく展開が予想される。

 鳥栖工は全区間に5000メートル14分台の選手を置く盤石の布陣で他校を迎え撃つ。県総体5000メートルの覇者で14分20秒台の自己ベストを持つ3年森智哉や同14分30秒台の西久保遼と武藤圭汰(いずれも2年)に期待が掛かる。森は終盤の競り合いに強く、西久保は安定したペースで走り抜く。

 白石は8月の全国選抜1万メートルで3位入賞した2年生エース平駿介が引っ張る。県総体5000メートルで準優勝の牧瀬圭斗と5000メートル14分40秒台の吉岡智輝(いずれも3年)が力を発揮できるかも躍進の鍵となる。

 最長区間の1区10キロや8キロ超となる3、4区の走りが勝負の行方を決めそうだ。3位以下は混戦が予想される。オープン参加として鳥栖工B、C、Dの3チームがエントリーする。

【女子】

 14校が出場する。3連覇の懸かる清和、3年ぶりの表彰台を狙う白石、学校統合を控える鹿島実の3強がしのぎを削る。

 清和は登録された全員が3000メートル9分台から10分台前半で総合力が光る。9分50秒台の山下藍や9月の県新人大会3000メートルを制した山口遥、今月の全九州新人大会1500メートルで5位入賞した山下花音の1年生トリオが軸。左足の故障で今回欠場するエース大久保麻紀の不在をカバーする。

 白石は主力の3年力武風花、中島麗奈のほかは1年生が初陣に挑む。3000メートルで9分50秒を切る力武が、序盤からリズムに乗ってチームに勢いをもたらしたい。県新人大会3000メートル2位の笠原奈月にも注目が集まる。

 鹿島実は2年吉岡ゆきと3年高祖なつみが中心。チーム全員の持ちタイムにばらつきは少なく、全区間で安定したレース展開が期待される。

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