唐津市は25日、JR唐津駅前の「ふるさと会館アルピノ」を市直営とする予算の見直し案を提案し、市議会は賛成多数で可決した。市が撤回した当初案では赤字覚悟で来年3月まで続ける予定だった3階レストランについて「予約が多い11月まで」と短縮した。1階の物産展示販売場は年度内の事業費を計上。市は唐津商工会議所に業務委託し、26日再開する。

 予算は委託費など3277万2千円で、当初案から約1600万円減額した。来年4月以降の全館の運営は1月までに方向性を決める予定。12月以降のレストランは「どうするのか、11月中に再度議会に提案したい」(井上和彦商工観光部長)とした。

 11月までの雇用契約となるレストラン部門の従業員11人に対し、市は「説明会を開き、しっかり対応したい」と説明した。予約は11月が28件(746人)と多く、12月と1月の計8件(320人)は、ほかの飲食店を紹介していく。

 討論では、共同事業体の指定管理の取り消し後も、契約がないまま代表企業のAsile(アジール)の元でレストランの予約客を受け入れていたことなどを批判し、「緊急措置の言葉の下、やるべき手続きがなされていない」と反対意見も出た。賛成意見でも「さまざまな課題が指摘された」などと付け加えられた。

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